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スペシャライズド TARMAC SL8がついに登場

圧倒的な速さで多くのライダーを魅了したVENGE、そのVENGEに迫る空力を備えながら圧倒的な軽さと走行性能を誇ったTARMAC SL7、超軽量バイクとして一切の妥協なく作りこまれたAETHOS
その全ての技術を集約したTARMAC SL8が遂に登場。

一般の方があまり訪れない地にSPECIALIZEDのテストブースが

8月に入ってすぐ、TARMAC SL8に試乗するために弾丸で出張をしておりました。WEB記事で幾ら絶賛されても、ZOOM会議で幾ら説明をされても、販売する側としては自分の体で体感しておかないと。

クライム、ダウンヒル、ラフ(荒れた路面)をメインに試乗を行った。発表前の製品であることから人目につきやすいフラットな場所では試乗できなかったのが少し残念ではあるが、会場に到着して即試乗し、製品説明と展示製品の現車確認をする以外はずっと試乗に時間を費やした。

ライダー163cm フレームサイズ49、サドル高630mm

8月7日から各種WEB媒体が情報を発信しているので新しいTARMACの詳細は既にご存じの方は多いでしょうね。
限られた時間でしたが3時間少々乗り倒した印象を、
VENGEを凌ぐエアロ性能に685gという軽量なフレーム。走り出しから軽快で、クライミングでの操作が容易だった。僕程度の力ででも登りで踏み切れないという感じはなく、ヒラヒラと気持ちよくクライミングができてしまう。これはAETHOSで走っている時のような感覚に近かった。ホイールはALPINISTではなくRAPIDを装着していての登坂性能に本当にTARMACか?とさえ思うほど今までと違うフィーリングでした。
その後のダウンヒルではスピードに乗り過ぎてしまいヒヤリとしたがコーナリングも安定しており操作感は◎
26cのタイヤにチューブ入りで走行していたため荒れた路面では多少バイクが暴れたが、そこはそんなもんだろうと。
時折現れる緩やかな登り下りではスピードのノリが段違い。
あっという間にスピードをのせてしまえるわけですが、それを維持するのも簡単な事だろうと思います。(それを推し量ることのできる長い平坦が試乗コースにはなかった)
とはいえ、一つはっきりした事がある

全方位最強最高であり全てを制す一台

ダウンチューブも細くなりボトムブラケット周辺もスッキリしている

どんな場面でも自分のベストで走る事ができるTARMAC SL8
誰しもがレースを走るわけではないが、自転車の楽しみ方は無限大。最高の性能を備えたバイクで普段のライドを目一杯楽しむ事ができるのだ。
レーサーにとってはレースの現場で結果を求める
サイクリストにとっては普段のライドで最高のフィーリングを求める
どれも可能になる一台です。

フレームのジオメトリーはSL7と一緒ではありますが、フレーム形状には変化が。空力性能を高めるノーズコーンが特徴的ではありますが、風洞実験施設を備えるスペシャライズドは更なる解析を行い、ヘッドチューブの後ろ側はエアロフレームにありがちな形状ではなくかなりエグりとっている。これはノーズコーンの前に突き出す形状によって後方での空気の流れに影響しない場所となったためである。とにかく突き詰めた空力と軽量化。

シートポストもかなりシャープになっている
遠目からでは変化はわかりにくいが近づけばその差は歴然
FACT10R CARBONを採用したEXPERTグレードも試乗した

S-WORKSがFACT12Rに対しPROやEXPERTはFACT12R CARBONを採用。
フレーム重量は780gとこのグレードでもSW TARMAC SL7より軽い…走行感覚はSWに劣るものの価格差から考えると十分すぎるレベルだと思う。ホイールもCLグレードなので登りでは重たく感じやすいのは当然である。
試乗比べをしたお店のライダーさんによって乗り心地の感覚は違うようだった。
固く感じて操作感に差を感じる人もいればソフトで楽かもよ。という声も。
S-WORKSには一体型ハンドルが採用されているので荒れた舗装路での快適性はS-WORKSの方が快適に感じやすかったかもしれないですね。
私は硬くというよりはソフトに感じたので乗り心地が良かったと思っています。しかし、反応性には欠けると思います。ワンテンポ遅れるといったところは感じました。(登りだけでしか試せていませんが)
とはいってもこれはS-WORKS TARMAC SL8とFACT10R SL8を比べてという話なので、抜群に良いバイクだって事には間違いはないです。
私としてはPROグレードの完成車に試乗したかったので、フィールド社としてPROグレードの試乗車を発注してきました。
ん?
SL7の時は入手困難な時期が続いたのに入手?できるのか!?
今回はね。一部入手できてます。が、少ない事には間違いありません。
フィールド社の立ち位置ってSPECIALIZEDの中ではスペシャライズドストアの次点に位置取りさせてもらっていますので、ストアほどじゃないにせよ、全国的に見てもまだ入手し易い方なんじゃないか!?とは思っています。
が、今後どのような輸入状況になるかはわかりません。が、今のところもう少ししたら予約注文とかはできるようになるんじゃないどろうか!?とも思います。(思いますばっかりですみません。まだ色々と未確定ですが、早めに動けばGETできる可能性は高いかも?です)

S-WORKS TARMAC SL8 – SRAM RED ETAP AXS

コンポーネント:SRAM Red eTAP AXS
ハンドル:Roval Rapide Cockpit, Integrated Bar/Stem
ステム:Roval Rapide Cockpit, Integrated Bar/Stem
サドル:Body Geometry S-Works Power, carbon fiber rails, carbon fiber base
ホイール:Roval Rapide CLX II 51mm depth/60mm depth
タイヤ:S-Works Turbo Rapidair 2BR, 700x26mm
価格:¥1,738,000 (税込)

S-WORKS TARMAC SL8 – SHIMANO DURA-ACE DI2

コンポーネント:シマノ Dura-Ace R9170 Di2
ハンドル:Roval Rapide Cockpit, Integrated Bar/Stem
ステム:Roval Rapide Cockpit, Integrated Bar/Stem
サドル:Body Geometry S-Works Power, carbon fiber rails, carbon fiber base
ホイール:Roval Rapide CLX II 51mm depth/60mm depth
タイヤ:S-Works Turbo Rapidair 2BR, 700x26mm
価格:¥1,793,000 (税込)

S-WORKS TARMAC SL8 FRAMESET  価格:¥737,000 (税込)

各色あるがかなり入手困難っぽい。。。うちも抽選からはずれまくってしまい(泣)なんとかサテンカーボン/スネークアイロゴのフレーム49・54サイズを予約確保しました。この2本なら確実に提供可能です!!

TARMAC SL8 PRO – ULTEGRA DI2

コンポーネント:シマノ Shimano Ultegra Di2 R8170&R8150
ハンドル:Roval Rapide Handlebar, carbon
ステム:Tarmac integrated stem, 6-degree
サドル:Body Geometry Power Pro, hollow titanium rails
ホイール:Roval Rapide CL II 51mm depth/60mm depth
タイヤ:S-Works Turbo, 2BR, 700x26mm
価格:¥1,100,000 (税込)

めちゃくちゃカッコイイです!!
このカラーPRO52サイズが店頭在庫で入荷します!!!!

TARMAC SL8 PRO – ULTEGRA DI2

こちらのカラーは販売用抽選外れてしまいました(泣)
そのかわり試乗車は入荷します!!サイズはハテナ?ですが、とにかく乗れます!!

TARMAC SL8 EXPERT めちゃ素敵カラー

コンポーネント:SRAM Rival eTap AXS
ハンドル:Specialized Expert Shallow Drop, alloy, 125mm drop x 75mm reach
ステム:Tarmac integrated stem, 6-degree
サドル:Body Geometry Power Expert
ホイール:Roval C38, 21mm internal width carbon rim
タイヤ:S-Works Turbo, folding bead, 700x26mm
価格:¥825,000 (税込)

TARMAC SL8 EXPERT

TARMAC SL8
これからどんどんと情報が発信されてくると思いますのでお楽しみに!!動くなら今すぐがベストです!!

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