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Coupe du Japon 菖蒲谷 XCO#1

Coupe du Japon 菖蒲谷 クロスカントリー・オリンピック第1戦が4月23-24日(土、日)兵庫県たつの市菖蒲谷森林公園にて行われました.

2022年のシリーズ戦

騒速レーシングをはじめとする当店のお客様も多く参加しており、私も日曜日からメカニック兼ライダーとして日曜日現地入りしてきました。

AM3:00にフィールド社を出発し現地入りからの試走。2日前まで良好だった天気予報は大きくズレ。。。朝から雨。試走時は良かったが確実にコース状況は悪くなることが確実となってきた。

試走後は選手のバイクメンテナンスです。前日の試走でタイヤのビート裂けが二台ありましたので、まずはチューブレスタイヤを2本現地交換。からの村上功太郎のフロントフォークが調子悪く、分解してメンテナンス。限られた時間の中でしたが最良の仕事はできたかなと思います。

その間選手はローラー台でウォーミングアップ。今季から新加入した増田さん(手前)、ターナー・ウィリアム(奥)がチャレンジクラスのデビュー戦です。

そのデビュー戦はまさかのスタートからクラッシュ!!!!
増田さんは完全に巻き添えを食ってストップ!ですがよくぞ転倒せずに回避できました。ウィルもこの影響でほぼ最後尾に近い位置からの追い上げとなりました。

2分後スタートのユースクラス。ここには村上ケンタがいるはず。。。なのにいない。

なんと。前日の試走でフロントフリップからのノーハンドまでやってしまい。今回のレースは見送りました。残念。それにしてもエエ脚の筋肉してるなぁ。

ってことでケンタ君はお父さんと一緒に選手たちのフィードサポートでございます!フィードエリアには私が持参したスペアホイールと工具を用意。万が一のトラブルでも再スタートできるように準備をしています。

ウィルはゴール直前まで3位を走行するも最後の勝負で惜しくも4位!
増田さんいい感じに傷を作りながらのデビュー戦は第8位!良い感じですよ!
愛媛MTB?東温MTBの長者さんも単騎参戦で7位!!勉強熱心なのでこれからに期待!
東温MTBコースの整備などもよくやっているので、今度コース案内してもらいたい
さゆりさんカッコ良すぎます
以前このコースで悔しい思いをしたモニちゃん、大人顔負けの走りで頑張ってました!
ユース女子第二位です!!おめでとう!!
アドバンスクラスに出場の中川氏だんだんと路面コンディションが凶悪になってきました。
東洋フレームが何度見てもカッコイイ
続八幡浜にも来てくれた高知のサイクリングショップヤマネの山根君。マジかっこいい

このような感じで各クラスレースが開催されていきます。
登録レースになっており、上位の成績を収めると上のクラスに昇格ができるようになります。その中で国内最高峰クラスとなるのがエリートクラスです。

私もなんとかエリートクラスで走る権利を持ち続けていますので出場しました。

今回はシリーズ戦の開幕戦でもありますが、アジア大会の日本代表の座を賭けた戦いにもなっています。優勝=代表確定。2列目に並ぶ村上功太郎も狙っています。

一斉にスタートをして集団は遥か先。ほぼ最後尾スタートの私はかなり後ろに居ますので、なかなか前に出られずストレス。ドロドロになったコースを渋滞に巻き込まれながら走行はとても歯がゆい。

昨年の八幡浜で昇格を果たした佐伯。今回は難コースにエリートの洗礼を受けたようです。

この菖蒲谷のコースは登りも下りもパンチが効いていて私個人は大好物。ですが、スタートループ(半周)で渋滞から抜け出すまでは非常に走り辛く、時間と体力ばかりが減りました。周囲が坂で自転車を押すとこちらも乗車クリアは困難で押すことに。そうなるとこのコース特有の土がシューズのクリートやペダルに悪影響を及ぼしクリートが嵌められない状況に。こうなるとフィードエリアで水を受け取るまで我慢のペダリングを強いられます。

水を受けとりシューズやペダルにかけて改善。とにかく坂がキツイ。僕ですら真っすぐ走れないほどのキツさ。後輪は空転しまくり。でも絶対自転車は押したくない。またクリートが嵌らなくなるのだけは勘弁。
時折、騒がしく応援する場に出くわす。騒速レーシングの応援だ。騒がしく速い。騒がしいという部分だけはコンプリートできているが速いという部分はまだまだなので頑張るっきゃない。
スタートループで半周、そして1周走る間に選手間はバラけて自分のペースで走りやすくなってきた。なので追いついては抜いてを繰り返す。下りはどんなコンディションでも得意ですし。怖いというより楽しいのです。
しかーし、登り返しでガッツリ踏み込むとチェーンが脱落。しまった。クリートにばかり水をかけてチェーンリングに水をかける量が少なかったか。雨の降ったバッドコンディションのレースではコースの土や泥の種類、雨の降り方によって対応方法が大きく変わってくる。この菖蒲谷では砂が細かくチェーンや歯車に嚙みこむとキチっとチェーンを浮かしてしまうのだ。グニュグニュの柔らかい泥と違ってキチキチしているからSPDのバネも上手く動かない(ハマらない)という特殊パターンです。「やっちまったー!」と思いながらもチェーンをはめる。だが即外れるを3回続ける。もう少しで20番台かというところまで戻ってきていたがガバガバ10人ほどに抜かれる「あーーーーー!もう!!」となりつつも命のドリンクボトルをチェーンにぶっかける。
当然そこからはチェーン脱落は収まる。最初からやればよかった。と思いつつもリスタート

登りもリズムつかめだしたし、頑張りどころ耐えどころもわかってきたし、下りは明らかにペースアップできるようになってきた。そうなるとさっき抜いていった選手にも追いつけるし追い抜ける。少しずつ少しずつ前へ。丁寧に丁寧に。と、2周半したところでトップとのタイム差を聞かされて自分のレースはもう終了したことを知る。非常に悔しく不完全燃焼です。トップから80%離されると次の周回に入れないルールになっています。悔しいですが、それも受け止めるほかありません。
なんとまさかのー4LAPという終了の仕方でした。同じく僕より先を走っていた20番台の選手もー4LAP。トップがめっちゃ速い&後ろが泥でタイム遅い場合にある展開です。

功太郎はスタートで少し出遅れ気味だったようですが、6・7位辺りを走行し続けて流石の走りです。練習量が少ないのかな?という感じもありましたね。明らかに辛そうではありましたし。後半に転倒をしたことが影響したのかペースダウンをしていましたが、なんとか耐えて8位で完走。フルラップを走れた選手は全部で8人というサバイバルレースでした。

FUKAYA RACINGの竹内遼選手が圧勝優勝です!!

こういったバチバチのレースが5月21・22日に八幡浜市民スポーツパークにて開催されます。大会ホームページ
出場するにはPCR検査を受ける必要がありますが、観戦のみのご来場でしたらPCR検査などは不要となりますので誰でも無料でこのレース観戦ができるのです!
ぜひぜひ観戦に来てもらいたいな。観戦ついでに功太郎や私のことも応援してくれると嬉しいです♪

またカレンダーは掲載しますが、5月21・22日はお店を休みにして参加しようと思っています。

レース終了後はみんなでお片付けをして撤収。帰宅したら軽く片づけたり、ドロドロのウェアを洗ったり、大変なんですけど「コレコレ」とそういった部分も楽しみながらやるのです。月曜定休は最高でして、翌朝爆睡できるのです。超気持ちいい。少しゆっくりしてから結局は店にいくのですが、それはテントを乾かしたり、工具を掃除したり、自分の現地で洗車しなかったバイクを洗車してメンテナンスしたりと営業日にはできない作業を定休の間にやり上げました。

次は晴れがいいなぁ。

私は出場しませんがゴールデンウィークには滋賀県で第二戦が開催されます。村上功太郎も出場。騒速レーシングも数名出場がんばってきていただきたい!

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